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ホテルの事情[R18]

第4章 攻愛  < 男性教師 どS メガネ 恋人>




カッカッ、カッ、  コロリ。

「ここは~~であるからして…」

「ふぁ~ ネム。 早く終わらないかなぁ···。」「あちょっと」

「そこ! 先生だって眠いんだぞ!! 踏ん張れ!」

ドッと教室が沸く。 先生は怒った後メガネを上げ

て爽やかに笑う。   彼は学校1人気の教師だ。





あれが私の彼氏。




「はぁ~····。」

大きなため息を一つ、先生が作ったプリントに重く落とす。



キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン。


放課後になり、昇降口から出た先生を 辺りを

キョロキョロ見渡して確認してから追うスピード

をあげた。


ドンッッ!


「·····どうしたんですか、西川さん?」

皆に向ける”優しい”笑顔を向ける。  ····イラつく。

「来てッ···· ください先生!」

先生の白衣を引っ張って、ぐんぐんと前に進む。

周りの生徒には おどけたように驚いたような

表情をしているんだろう···· 心の中で笑ってる

クセに。








「ちょ、西川さんっ?」

「いつまで続けているつもり! いいから速く!!」


ここは普通の女子高生は行かない場所。 


夜のホテル街。


なんでこんなトコ来るのかって?







····私は負けず嫌いだから。



テキトーに一軒のホテルに躊躇無く入った。

「いらっしゃいませン♪ んン♪??」


な、何この人····。 なんかずっとニコニコしてるし

、怖。  前髪のど真ん中にクルクルのエクステ

付けて·······。  夜の街ってやっぱ奇妙な所なん

だな··。


「じゃあこ、この部屋で···!」

生生が緊張したような声を出す。 オイ。連れてきたの私だけど事態を飲み込むの速過ぎだ。



「ふ~~ン?、キミ面白いネ♪」


ビク、とした。 自分に言われて無いけど、あいつ

の事面白いって···· 気づいてんの?  ニコニコ

さんこぅわ····!! ニコニコ顔こぅわ·····!!



「緊張し過ぎン♪」  まぁ、バレるわけ無いか····。

ふと気付く。 

「あれ?」


カウンターのニコニコさんと私達を挟む
大きい台の上に、ソレは大事そうに置いてあった。


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