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ホテルの事情[R18]

第1章 お待たせン♪



「ちょっとやめてよ!!」


「いいじゃん、何もしないって。もう夜遅いから、ほら」

ホテルのドア付近で、金髪の男と茶髪の女が揉めていた。

「うう〜ン」

その様子を、そのホテルのカウンター人が見ていた。

「おいクソ新人、サボってねぇで掃除しろ!」

ホテルの店長がやってきた。

「何ボーッてしてんだ!」

今日も彼はこのカウンター人に不快感を抱いているらしい。


「ここのホテル、ラブホじゃないのにねン」


「あ?そうだろ、それがどうした?」

カウンター人が店長の顔を見る。

「ホテルがこんな見た目だと、勘違いしちゃう

よねン♪部屋もそれっぽいしン♪もうそういう

ホテルみたいに半分なっちゃってるし

♪ププーン!」

と愉快そうに笑う。


鈍い店長は、

「何訳わかんねぇこと喋ってんだ、仕事しろ仕事」

「店長おー!ちょっとこっち来てくださいやばいです!」

何やらトラブルが起きたらしい。すぐに店長が従業員室に入って行った。

ホテルのカウンター人は、そんな店長の姿を見送った。

と、ふいに、ピンクのクルクルの髪を揺らし、彼はこちらを振り返った。相変わらずの、少々奇妙な笑顔。




「待たせてごめんねン、ただいま♪」

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