• テキストサイズ

POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第239章 378.Eyes of the Victor




ルキアの体が 軽々と持ち上げられる。

「ちっ………あの女じゃねえのか。刀剣解放すっと 小せえもんは探し出すのも一苦労だ………こうやって潰さねえように握ってるだけでも、随分繊細な作業なんだぜえ………」
「…ぐ」
「さァて……どうやって殺してやるか………」
次の瞬間 ヤミーの腕から血が吹き出た。
「あ?」
臨がヤミーの腕の上に立つ
その瞬間 ヤミーはルキアを掴んでた手を離し 逆の手で臨を掴もうとその手を動かした。
(姉さん………!!!)
為す術もなく 引力にルキアの体が吸い寄せられる。
着地すら危うい、そう感じた瞬間 その人物はルキアを受け止め、安全に地面へと降ろされた。
その人物に ルキアの目が大きく見開かれる。
「一護ーーーー!!」
臨が一護の側に、瞬歩で寄る。
「織姫は?」
「上で石田の手当てをしてる。ここでするよか安全だろ」
「そうですか」
ヤミーの拳が三人へと迫る。
それを臨が斬魄刀で受け止めると 今度は彼女が一護とルキアを掴み 移動した。
「………上で何があったのかは、聞きません。二人とも、そこで休みなさい」
臨が一歩踏み出た瞬間 二人の周りに結界が張られる。
「これは……」
「気休めにしかなりませんが」
すると、彼女は大きく飛び ヤミーへと向かった。
「チョロチョロしてんじゃねえぞゴラァ!!!」
巨大な腕が 臨へと伸びる。
すると 彼女は斬魄刀を抜き 何かを囁いた。


「鞘伏」


ヤミーの左腕が切り落とされる。
吹き上がる血
地面へと落ちる巨大なそれに 一護達は目を見開いた。
/ 1330ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp