第234章 316.Swang The Edge Down
「皆 退がっておれ」
そして 元柳斎が己の斬魄刀を抜く。
「万象一切灰燼と為せ 流刃若火」
爆熱が辺りへと広がり 隊長格ですら圧巻する。
「ふせろ浮竹っ!!」
「わかってる!!」
京楽のその言葉に 浮竹も頭を下げると その爆風が辺りを焦熱地獄へと変えた。
「う……うおおおおっ!?」
その圧倒的霊圧
元柳斎が刀を振ると 藍染たちは臨と共に炎に包まれた。
「"城郭炎上" これで暫くは藍染達も この炎の壁から出られまい。
さて ゆるりと潰して征こうかの」
その姿に 浮竹が手荒いなと呆然とする。
「それだけ山じいも ご機嫌ナナメってことじゃないの」
そう京楽が返すと 浮竹はそうかと納得した。
「ひゃあ あついあつい ムチャしはるわァ 総隊長サン。どないします?藍染隊長 これやったらボクら参加でけへんよ」
市丸のその言葉に 藍染は答える。
「何も
ただ この戦いが 我々が手を下す迄も無く終わる事になった。それだけの話だよ」