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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第230章 -106.Tune Back The Pendulum3


「こんのたわけが!!」
十三番隊舎 隊首室である雨乾堂にて 臨が浮竹を怒鳴る。
その姿に彼はすまないと笑いながら謝罪すると さらに臨の怒りを買った。
「十四郎このっ……」
「怒った顔も可愛いなあ」
「っありがとう!!けどなお前 本当に銀嶺隊長の前であんなんやられたら……勘違いされたに決まってるだろう!」
「勘違いも何も 周知の事実じゃないか」
「別れたじゃないか!!それも大昔に!!」
調子に乗るなと臨が激怒する。
すると その声に寄せられたのか 海燕が顔を出し 挨拶した。
「おー 臨先生 来てたんすか」
「おや 久しぶりだな海燕。聞いてくれ この男がまた………」
「あー 夫婦漫才はお腹いっぱいっす。俺これから現世に出るんで 挨拶しに来ただけなんで」
「おー 珍しいな 海燕が出るなんて」
「なんでも 空座町に巨大虚が出てるらしくてな。」
浮竹が答える。
それに臨はだから海燕かと納得したように頷き 頑張れよと手を振る。
それに彼は手を振り返すと その場を過ぎて行った。
「隊長を引退云々の前に 次の副隊長はどうするんだ?いつまでも空席 という訳にはいかないだろう?」
「ん ああ 今海燕を口説いているんだが 中々いい返事が貰えなくてな。臨も中々 いい返事をくれないしな」
「!」
突然の嫌味に 臨の眉間にシワがよる。
その直後 浮竹の顔が近付き 唇を奪われた。

ゆっくりと唇が離れていく。

「…………馬鹿だな お前は。こんな奴を好きになって」
浮竹が臨の首元に吸い付く。
そして再び臨に唇を合わせると その腰を強く抱きしめた。
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