第227章 315.MARCH OF THE DEATH
「……どうやら…………間に合ったようじゃの」
元柳斎がそう呟く。
藍染は黒腔から一歩踏み出すと空座町をぐるりと見渡し 口を開いた。
「ーーーー間に合った?一体 何を以てその言葉を口にしている?
そこにあるのが空座町でない事は解っている。だが それは何の妨げにもなりはしないよ。
スターク
バラガン
ハリベル
来るんだ。」
黒腔が三つ開き それぞれが従属官と共に現れる。
「空座町が尸魂界に在るのなら 君達を殲滅し 尸魂界で王鍵を創る。それだけのことだ。
それまで 虚夜宮は君に預けるよ
ウルキオラ」