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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第225章 313.TO CLOSE YOUR WORLD







「愉しかったぜ ノイトラ」

















剣八が ボロボロになった隊長羽織を地面へと投げ捨てる。
そのまま双天帰盾を受ける一護へと近づいた。
「剣八……」
一護が何か言おうとする。それと同時に 双天帰盾の盾が壊され、その場にいる全員が驚いた。
「うおおっ!?む……ムチャクチャすんなよおま……へぶっ!!!」
投げ飛ばされる。
「何すんだテメー!!」
吹き飛ばされたものの、見事着地すると 剣八は彼を投げた先にある一護の斬月へと視線を向けた。
「拾え 剣。
拾ったらとっとと女連れて帰れ。てめえの仕事は終わりだ。こっから先は俺らでやる。」
「な……何言ってんだよ!!ここまで来たんだ!俺も……」
「てめえは何だ?死神代行だろうが あの街を護んのがてめえの役目だ。違うか?その女を助け出せりゃ満足だろうが わかったらさっさと帰れ………………大体 もう充分斬り合い楽しんだだろうが てめえはよ」
最後の言葉に 一護はキョトンとするも 剣八は言葉を続けた。
「臨!てめえは俺の傷を治したら 尸魂界に行け!……爺がキレてんぞ」
「っ………わかった」
臨は一瞬びくりと肩を跳ねさせると 諦めたように頷き、剣八へと歩み寄る。
少しずつ、織姫から離れていく背に、織姫は腕を伸ばそうとした瞬間、少女の前には見覚えのある男が現れ、息を飲んだ。
「悪いね。本トはこういう面倒なの 好きじゃねえんだけど」
臨が背後の声に振り向く。
「っ織姫!!」
その人物は織姫の肩に手をかけ、一瞬で彼女を攫った。
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