第220章 307.Bite it, Slash it
剣八が ノイトラを地面へと引きずり倒す。
刀を振り上げると その眼球へと鋒を定めた。
ノイトラが 反射で刃を避け 距離をとる。
それを見て 剣八は口を開いた。
「……避けたな?避けるってことは 危ねえってことだ 違うか?
どうも 死神の剣じゃ斬れねえ と言っても 斬れる場所もあるみてだな。」
「ハッ!」
ノイトラが笑う
「寝言を言いやがる!!攻撃を躱すのは 先頭本能だ!斬れる場所も何も無え!てめえの剣じゃ俺は斬れねえ!!それが全てなんだよ!!」
剣八へと斬りかかるものの それは片手で止められる。
「…尸魂界にも いろんな奴が居る……てめえの剣じゃ斬れねえだのと うるせえ奴にも何度か遭った。だがな 目玉と喉が斬れねえ奴には まだ遭った事ァ無えんだよ!!!」
そして 剣八の刀が ノイトラの左目の眼帯を貫いた。
「ちっ 何遍言わせりゃ気が済むんだ?」
その直後 ノイトラは剣八の腕を掴み 逆の手で彼の胸を貫いた。