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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第195章 271.If You Rise From The Ashes


衝撃波によって舞い上がった砂埃が晴れ 仮面が崩れ落ちる一護に 臨が駆け寄ろうとする。
「いち……」
「い"ち"ご"〜〜〜〜!!!」
しかし その前に臨の腕からネルが飛び出し 一護の顔面へと直撃した。
「し…….死んじゃうかと思ったっス一護〜〜〜」
「ああ……今な」
ネルの石頭により 鼻血が出ている一護に 臨は側に寄ると 膝からへたりと地面へ崩れた。
「なっ……臨!?」
その様子に一護は慌てると 臨はごめんなさいと呟いた。
「……一護にばかり無茶をさせてしまって……………本当に ごめんなさい」
か細い その 震えた声に 一護が驚く。
そして臨の頭にポンと手を乗せると わしゃわしゃと乱した。
「……悪りィ…心配かけちまったな」
そして ルキアんとこへ急ごうと 一護が立ち上がろうとすると まだ晴れぬ砂埃の方から 声が聞こえ 三人の表情が強張った。
「…やれやれ」
ほぼ 無傷の男が 砂埃から現れる。
それに 一護は愕然とした。
「……………………………何……だと………………」
「…両掌を使っても止め切れんとはな…少し驚いた。今のが 全力か?」
驚きに 声が出ない。
「……どうやら そうらしいな…………」
するとウルキオラは 人差し指を伸ばし へたれ混んだままの臨を指差した。
急激に 霊圧が高まっていく。
逃げる間も無く 虚閃の光が真っ直ぐと臨へと伸びていくと 一護は臨の肩を引き寄せ その攻撃を受けた。
同時に 青空の下へと弾き出され 一護の肩が焼け爛れているのがのぞく。
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