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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第61章 73.Drizzly Axes


「ぐ…………ぐふはははははははは!!!!」
兕丹坊の笑い声が辺りに響く。それにみんながキョトンとしていると、彼はやるなお前と一護を指差した。
「いいど!オラの斧受け止めだ奴なんて何十年ぶりだべ!!……よぉす…んだら今日は久すぶりに、手加減無すでやるべ!!がんばれよ小僧……いままでオラの斧の1発目を止めれだ奴はお前えを入れで3人、けんど2発目の技まで止めれだ奴は……一人もいねえど!!!」
斧が振り下ろされる。
砂埃の隙間から、刀でそれを受け止める一護の姿を見て、兕丹坊は喜んだ。
「まだまだいくど!!喰らえ!!十本兕丹打祭だ!!!」
爆風と轟音
「いーぢ にーい さーん しーい ごーお ろーぐ!!」
その様子に石田達は何が起こっているのかわからないという顔で、一護の身を案じた。
「しーぢ しーぢ はーぢ えーっど…… ろーぐ はーぢ」
もはや兕丹坊も何回振り下ろしたのかわからなくなる。
「……そろそろフィニッジュいぐど〜〜〜……」
斧が横に一護へと迫る。
壁になっていた岩盤が割れ、辺りに飛び散ると兕丹坊の信じられないと言った表情が見えた。
「………な……………な……」
砂埃から、一護の姿が現れる。
「なんで………お前え…なんでまだ立っでられるだ……?」
その様子に一同は驚き、喜んだ。
「………終わりか?」
一護のその声に兕丹坊が驚愕する。
「じゃあ、次はこっちからいくぜ……!」
「ま……まだだ!!まだだど!!」
懐から斧がもう一本出される。
「二本目の斧……!?」
「ぬぅん!!」
兕丹坊が構える
「受げでみろ!!オラの最後の必殺技………

万歳兕丹打祭!!!」

すると、一護は呟いた。

「悪りぃ、潰すぜその斧。」















斧が 砕けた。
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