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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第293章 506.THE FIRE 2







上空から3人の影が落ちる。
「陛下の許にトップが単身乗り込むたァ 随分甘く見たんじゃねェの!?」
「終ワり」
「くたばれジジイ!!!」






次の瞬間 彼らは爆炎に包まれた。






「私の戦いに足を踏み入れるからそうなるのだ」
ユーハバッハと呼ばれた黒い男が 呟く。
それに元柳斎は視線を向け ごきりと首を鳴らすと ユーハバッハは何だと視線を向けた。

元柳斎が 先手を撃つ。
振り下ろされた刃は 防御した腕に傷を付け 臨は剣を抜こうとする。
それを白金に止められると 元柳斎は臨へと視線を向け 再びユーハバッハへと視線を戻した。
「変わらんな ユーハバッハ。じゃが部下を軽んじるその悪辣も ここで終わるものと知れ」
「お前は老いたな 山本重國。だが怒りに身を任せるその姿は 若き日にも重なって見える」
「ぬかせ!!」
爆炎が地面から吹き上げると ユーハバッハは刀を腰から抜いた。
白金の男が 舞う瓦礫から臨を守る。
「ーーー漸く抜いたか」
元柳斎はそう呟くと ユーハバッハは私が抜くのを待っていた様な口振りだと笑った。
「…….何故待っていたと思う。
お主の血肉も剣も魂も 髄から粉々に打ち砕く為よ!」
静かな音が 辺りに響く。
元柳斎の斬魄刀が一振りされると その刀は脇差ほどしかない 短き刀へと姿を変えた。


「卍解 残火の太刀」
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