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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第273章 469.Rad Lag Rumble


白哉の斬魄刀が元の形状になり 月島へと斬りあげる。
しかし月島はそれを避けると 一瞬の夋巡が命運を分けたと笑った。
「僕の動きを見て 君は反射的に考えてしまったんだ。
まさかこの男は 千本桜の無傷圏を知っているのか?
って」
白哉の目が細められる。
「千本桜はその特殊な攻撃形態から自分自身を守るため 絶対に刃が通過しない範囲というものが存在する。
その範囲は所持者を中心に約半径85cm。つまり、その中に入ってしまえば絶対に傷を負う事は無い。それを指して無傷圏。
無傷圏は始解である千本桜も卍解である千本桜景厳にも同様に存在し、それは攻防一体の無敵の陣を敷く千本桜の 恐らく唯一の決定的な弱点だ。
千本桜と対峙する際 刃を躱す為に必要なのは後退ではなく接近。でも何も情報の無い状態では この行動をとる事は心理的にはほぼ不可能だ。
だから君は この事実をごくわずかな近親者と君の指導者以外には誰にも明かしていない」
「………だから兄は千本桜と何度も対峙して その弱点を看破したと言う事か。…だが妙だな。ならば無傷圏という言葉は誰に聞いた?」
「君だよ
忘れた訳じゃないだろう?君は今 僕に斬られたんだ。
君が今迄に編み出したものは何一つ僕に通用しない。何しろ その技を君と共に研鑽し合ったのは僕なんだから。

それじゃあ 二人で頑張ろうか 白哉」

次の瞬間 臨へと白哉が鋒を向けた。
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