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アップルパイ

第3章 思い出の味。



待ち望んでいた記念日。
しかし、「夜には帰る」と言葉を残し彼は朝から出かけていった。

1年目はLI●Eで記念日だと言ってくれた。
2年目は1年とちょっとの時に同居をしていたから朝起きた時に言ってくれた。

「やっぱり忘れてるのかな・・・」

目頭が熱くなる。
いや、今日はまだ始まったばかり。
大丈夫大丈夫…。

自分の頬を叩き、気持ちを入れ替える。
夜までに部屋の掃除と夕飯を作るんだっと自分に言い聞かせ掃除機を手にした。



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