第19章 今日から徹底練習!
加奈said
ーその頃の加奈
どうしよう、、リョーマにキス…されちゃった。どうしよう(泣)こんな顔じゃ練習戻れない。恥ずかしい。悲しい。リョーマがあんな事するなんて…次リョーマにあったら顔見れないかもしれない。でもリョーマも疲れてたのかな。ちょっと気がおかしくなっちゃっただけかもだし。でも…
・・「加奈?」
加奈「あ……。長太郎……」
鳳「え?!どうしたの加奈!?」
加奈「いや、なんでもないよ。ごめんね?」
鳳「うそ!俺にはなんでも話してよ、加奈」
加奈「長太郎………(泣」
鳳「どうしたの?ゆっくりでいいから。話してごらん」
加奈「さっき、リョーマと腹筋してるときに、リョーマがいきなりキスしたら怒るかって言ってきて、でも最初状況が読み切れなくて、すごい戸惑ってたの。そしたら頑張ったご褒美ってことでって言われて、キスされたの。ほんとに状況が全然理解できなくて、どうしていいかわからなくて……でも、リョーマも疲れてたりしたのかなって。ちょっと気がおかしくなっちゃったのかなって。」
鳳「越前どこにいるの?」
加奈「っ!だめだよ、長太郎」
鳳「なんで?!加奈をこんなに傷つけて。」
加奈「いいの!うちは傷ついてない!!」
鳳「うそだよ!!!」
加奈「っ。」
鳳「加奈。お願いだよ…俺には強気でいなくていいから。嘘つかないで…」
加奈「…長太郎……」
鳳「ねぇ加奈。俺なら…キス……してもいい??」
加奈「え……」
鳳「越前にされたのに。消毒しなきゃだよ…」
加奈「長太郎…」
鳳「でも俺は加奈を傷つけたくない」
加奈「…長太郎なら…いい。」
鳳「…っ///あ、あとから無しって言っても知らないからね」
加奈「うん……」
鳳「加奈、俺初めて加奈に会ったときに、これから絶対楽しいこと起こるって思った。加奈が別の世界からきて、俺と会って。最初に会ったのが俺で良かったって思った。家族で色々出掛けたよな。アウトレットとか。俺一番の思い出かもしんない。氷帝テニス部での思い出も沢山できて、加奈が来てから毎日が幸せだったし楽しかった。加奈が隣にいるのが当たり前になってて、いないとすごく心配になったし、どこいったんだろうって探したりもした。笑顔がすごく可愛くて周りも笑顔にできて、スポーツ万能で人気者で。俺には持ってないものを加奈は持ってる。俺は……」
