第17章 加奈救出作戦実行
跡部「良かった、本当に」
加奈「ありがとうございます(泣」
越前「加奈先輩、無事で良かったっス」
加奈「リョーマー(泣」
石田「加奈、おいで」
加奈「鉄…」
ふわっ
加奈「え!?」
石田「大人しくしてろ動くな落ちるぞ」
加奈「え!いや待って!いきなりなに!」
石田「さっきから左足庇ってんのバレバレ」
加奈「……!」
石田「痛いんだろ?大人しくしてな」
加奈「鉄には、なんでもお見通しなのね(ニコ」
石田「当たり前だ」
加奈「ありがと(ニコ」
ジャッカル「手当ては俺がしよう」
加奈「ありがとうございます(ニコ」
跡部「明日からまた頼むぞ!」
加奈「はいっ!」
石田「電話しなくていいのか?」
加奈「あ、電話するから下ろして」
石田「わかった」
桃城「どこに電話するんだ?」
加奈「料理長へちょっとね」
プルルル…
料理長「はい、お嬢様」
加奈「もしもし、佐藤さん?昨日渡してた今日の夕御飯、1人1人お願いしてもよろしいでしょうか。今日私が全て作ると言っていたのに申し訳御座いません。」
料理長「いえ、いいんですよ。では、お帰りを私ら共々お待ちしております。」
加奈「ありがとうございます(ニコ」
料理長「では、失礼します」
ぷち
柳「……昨日、寝たか?」
加奈「……蓮二先輩、いきなりどうしたんですか?」
柳「……昨日寝たか?と聞いている」
真田「俺もそれは聞きたかった。今の電話の内容がどうも引っかかってな」
柳「弦一郎もか。どうなんだ?加奈」
加奈「………少しは。寝ました。」
真田「どれくらいだ?」
加奈「………」
柳「加奈を見た感じからして、ざっと30分~50分って感じだな」
加奈「………!」
真田「たるんどる!」
加奈「ビクッ」
真田「自分の体調を優先するのが普通ではないのか?」
加奈「…すいません…」
柳「だがまぁ、帰ったら寝るべきだ。」
加奈「は…い……」
!
柳「全く。」
ふわっ
加奈「んんー。」
柳「今寝るべきかな」
切原「!柳先輩、俺が変わりますよ!」
柳「赤也か。変わってもらいたい所だが、加奈が離してくれないからな。残念だ」
切原「えー!」
真田「静にせんか!!」
幸村「弦一郎もだよ」
切原、真田「……」
仁王「プリッ」
鳳「加奈……」