第9章 加奈と鉄の昔話
石田「そーか。なんか懐かしいな、加奈とこんはにゆっくり話すの」
加奈「そーね(ニコ)すごい久しぶり。」
石田「元気だったか?」
加奈「うん!ちょー元気だよ!鉄は?」
石田「もちろん元気だよ!」
加奈「鉄。1人で話すけど聞いて。鉄が居なくなってから毎日本当につまんなかったんだ。鉄が『一生守ってあげる』って言ってくれたのが本当に嬉しくて……。本当に悲しかった。毎日のように願った。鉄が早く帰ってきますよーにって。でも神様はその願いを叶えてはくれなかった。鉄に会えなくて毎日泣きそうで鉄の事思い出すと本当に悲しい日々が続いたの。だから今鉄に会えて本当にうれしい。神様が今出会わせてくれたのかなって思った。でも最初は鉄が鉄だって信じられなかった。本当に鉄なのかって。心配になった。でも、鉄が話しかけてくれてすごい安心した。鉄がいてよかった。ありがとう(泣)」
石田「あー。待って……。泣きそう笑」
加奈「私の方が泣きそうだもん……(泣)」
石田「ってもー泣いてるし笑」
加奈「鉄のせいー!!」
石田「悪かったってー笑笑」
加奈「…………(泣)」
石田「///……。悪かった。本当に…。ごめんな、加奈。」
……そう言いながら石田鉄は加奈をゆっくりと抱きしめた。そして、加奈は石田の胸の中で泣いたのだった。
加奈「ごめんね、鉄…。」
石田「なんで加奈が謝んの?」
加奈「いーの。鉄は気にしないで。」
…そうして、笑いあい、昔話で盛り上がり始めた…
加奈「あー!あったねーそーゆーの笑笑」
石田「だろ!?おれあの後ちょー怒られたんだぞ!笑」
ピンポパンポーン……
「上野加奈。風呂の準備をして、ロビーへ来い」
ピンポパンポーン……
加奈「え!?もーそんな時間なの!?」
石田「放送で加奈の風呂時間知らせんの!?」
……。
加奈・石田「はもったー!!笑笑」
加奈「お風呂の時間だから行ってくるね!」
石田「お、おぅ…。気をつけるんだぞ。」
加奈「??うん。」
・・・お風呂タイム・・・
加奈「やった!露天風呂貸切だー!」
(ふふんふーんふーん♪)
・・「ええなぁ。良い美肌だ」(パシャ)
加奈「!…。誰!?」
・・「ちっ!バレたら仕方ねぇ。俺と一緒に来い!」
加奈「きゃー!!!いやー!!(泣)」
石田「!」