第6章 青学との練習試合
竜崎「え!?」
宍戸「おれ、氷帝の宍戸亮だ。なんかあったのか?」
竜崎「青学1年の竜崎さくらです・・・。実は・・・。」
・・・説明・・・
宍戸「はぁ!?越前が加奈を!?」
竜崎「はい・・・。」
宍戸「こーしちゃいられねー!ありがとな!竜崎さん!」
竜崎「いっちゃった・・・。」
・・・保健室・・・
宍戸「えーちーぜーん!!!」
越前「しっ!!」
宍戸「何が(しっ)だ!このやろう!」
越前「今寝たところなんすよ」
宍戸「あ。あぁ、すまねぇ。」
越前「なんでそんなに怒ってんスか、宍戸さん」
宍戸「あぁ、竜崎ってやつからお前と加奈が抱き合ってたって聞いたからすっ飛んできたんだ」
越前「はぁ!?抱き合ってなんかねぇーッスよ!」
宍戸「ほんとか?」
越前「ほんとっすよ!」
竜崎「う、嘘!?抱き合ってたじゃない・・・。(泣)」
越前「お前、なに勘違いしてんの?」
竜崎「だ、だって!リョーマくんが!」
越前「多分お前が勘違いしてるのって、加奈先輩が立ちくらみでよろけたのを俺が支えてた時の事だろ?お前、ちょうどその時に来たし」
竜崎「え・・・?」
宍戸「ガチ?」
越前「当たり前っすよ」
宍戸「すまねぇーな、うるさくして」
加奈「りょ、亮先輩・・・?」
宍戸「お、加奈起きたか。帰るぞ。外で長太郎がお前の事待ってるからよ」
加奈「あ、はい・・。」
宍戸「あ、さっきたちくらみしたんだっけ?越前。」
越前「そーッスよ」
宍戸「おっけい。加奈、目つぶってろ」
加奈「え?・・・は、はい」
(ふわっ)
加奈「え!?」
宍戸「また歩いて倒れてもらっちゃ、困るからな!」
加奈「宍戸先輩!もう大丈夫です!歩けます!」
宍戸「だから、恥ずかしいなら目つぶっとけ」
加奈「でも・・・!///」
宍戸「お前の顔が赤くなったのって俺のせーか?(ニヤ」
加奈「ち、違います!」
宍戸「ちぇ。」
加奈「リョーマ君、ありがとね(ニコ」
越前「いえ、お大事に」
加奈「ありがとう(ニコ」
越前「これ、俺の連絡先なんで、なんかあったら連絡ください」
加奈「ありがとう、連絡させてもらうわ(ニコ」
竜崎「(ズキ・・・)」
越前「合宿、楽しみにしてるっすよ。加奈先輩はくるんすか?」
加奈「うん、行くよ。ね、宍戸先輩」