第6章 青学との練習試合

加奈「長太郎・・・。」

鳳「加奈？？どーしたの？加奈？？」

加奈「ちょうた・・ろ・・う・・。」

鳳「加奈！！」

跡部「樺地！医者を呼べ！！」

樺地「ウス！」

手塚「跡部、どうした？」

跡部「よぅ、手塚じゃねーか。うちのマネージャーが倒れてな」

手塚「そうか。荒井！アイシングもってこい」

不二「失礼・・・。熱中症だ。かなり重症なようだね」

宍戸「加奈！」

加奈「みんな・・・。し、試合・・・。」

跡部「んなことしてる場合じゃねーんだよ」

加奈「跡部先輩…」

跡部「あぁ？」

加奈「す、い、ません。。」

跡部「俺様の女になるんだ。迷惑くらいかけろ」

加奈「な、なりません」

跡部「元気がねー加奈を口説いてもしゃーねーか。」

荒井「手塚部長、アイシング持ってきました」

手塚「あぁ、ありがとう。」

荒井「しつれいします！」

手塚「跡部。これを使ってくれ」

跡部「あぁ、すまねぇな手塚」

樺地「到着しました・・。」

跡部「ご苦労。こっちだ。」

医者「はい。」

・・・診察中・・・

医者「熱中症と・・・。」

周り「と・・・？」

医者「日頃の疲れが溜まってたんでしょう」

跡部「そ、そうですか。ありがとうございました。」

医者「それでは・・・。」

跡部「あぁ。診察料は家のものに払わせますので」

医者「いえ。お代なんかいりませんよ」

跡部「なぜ？」

医者「患者を診るのが医者の仕事ですから」

跡部「いえ、払わせてください」

医者「あ、ならば、お迎えに来ていただいたので、それをお代としてうけます。ですから、お代はもう頂きましたよ」

跡部「ありがとうございます」

医者「いえいえ。当たり前の事ですから。それでは。」

跡部・鳳「ありがとうございました」

・・・加奈起床・・・

加奈「ん・・・・。」

越前「あ、起きた。」

加奈「あ、あなたは。。たしか・・・。」

越前「越前リョーマ」

加奈「そーそー。あれ？なぜあなたがここに？」

越前「いちゃ悪い？」

加奈「いや、そんなことはないんだけど・・・。」

越前「ちょっと失礼・・・。」

加奈「ん・・・」

(そう言いながら越前は加奈のおでこに手をあてて熱を確かめたのであった)

越前「だいぶさがったんじゃない？」

加奈「越前君が居てくれたの？」

越前「まぁね」