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ベツノミチ

第2章 アイドル


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そこに彼らの姿は無かった。






マネージャー『あら、居ないようね……』








するとバナナを持った人がこっちへ向かってくるのが見えた




中島健人だ。



心の中で呟いた








当然、私には中島健人ってことがわかるけど


他の人にはバナナ一本じゃ誰だかわからない。







だんだんと距離が近づいてくる















マネージャー『あっ!中島健人くんよ!』






やっと気づいたようだ。



~~~~




『CANDY CANDYです。本日はよろしくお願いします!!』




健人『こちらこそ、よろしくお願いします。』




笑顔が相変わらず眩しい健人くん、





健人『右から、マリウス、松島、勝利、オレ。です!わかるかな〜?』








わかるに決まってるよ健人くん。





健人『もう一人、菊池風磨って人が居るんだけど………』







私の何かが響いた。菊池風磨。菊池風磨…





健人『遅刻かな?(笑)ハハハ…………




~~~~~~





彼の姿は本番までおあずけ、なんて



期待しちゃってる自分が嫌だ






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