第5章 わたしのペット[カラ松]
はーっ
今日も飲んだな〜
はやく帰りたかったからアフターなくて良かった
人通りが落ち着いた深夜のネオン街を華やかな髪型の美人が通る
美人は美人だが、誰が見ても夜の商売の人という印象だ
さっさと帰ってお風呂入ろー
それにしても、、いつまでこの生活なんだろ、、
高校卒業してやりたいことも特になく
なんか東京に来たら見つかるかもなんて
思ってひとりで上京したけどさ
とりあえずショップ店員なったら超給料安くて
ノルマも多いし立ってるのきついし
このままじゃ生活出来ない!ってなって
キャバクラで働き出したんだよね
座ってお酒飲んで笑って喋ってるだけなのに
男の人ちやほやしてくれるし
頑張るだけ給料もらえるし
アパレルがアホくさくなって今はキャバ一本
でもなんか、、、
これでいいのかなわたし、、、