第3章 再開
「では愛香。まだ降りないで下さいね?」
『え?なんでよ。』
「走ります!」←
『え!?意味わかんn』
私が話している途中で、走り出したセシルは凄い速さだった
音也side
「あの子、どうしたんだろうね?いきなり七海を置いてどっかに行くなんて。」
「そうだよな。ほんの数分まで、キスしようとしてたんだぜ?」
「全く、わからない人です。」
「同感だ。」
「確かにね。」
「でも、本当に綺麗な歌声でしたね〜!翔ちゃん!」
「ま、まぁ確かにな……」
あ、翔は満更でもないんだ
そんなことを話していると、あの子が凄い勢いで俺たちのところへ、戻ってきているのがわかった