第3章 再開
うわー……1年ぶりのマスター寮
今は誰もいないのかな……すっごい静か…
『綺麗な桜……こんな日だったよな……彼とも会った日は……』
会いたいよ……
そんな事を考えながら歩いていると、部屋の前に着いた
鍵を使い開けると、前とは変わらない部屋が広がっていた
全部、1年前と一緒……捨てないでくれてたんだ
部屋の中に入り、真っ直ぐ写真立ての方に向かった
『あった……大切な思い出たち……』
そこには、小さい頃の私と音也、林檎先輩達との写真、そして、仲間達との写真
『帰ってきたんだ……日本に…私の居場所に…』