第1章 ◇*1*◇

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智が話を聞いてくれる


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今日あった事はそんなに楽しくなかったけど


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時々ふふって笑って


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あたしの顔を見て笑う智に


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胸がギュっとなる


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それだけで今日が凄く良い日だったように感じるよ


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ずっと思ってた


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あたしは本当に智が好き？って


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たまに東京からくる


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珍しい男の子にほんの少しは興味があった


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テレビなんて見ないし


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智の事も最初は知らなくて


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何度も会って


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智を知っていくうちに


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飾らないとこがいいなとか


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笑った時にタレる目が可愛いなって思って


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でも


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ただそれだけなのかなって


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自分の気持ちなのに


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わからなかったのは


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ブレーキをかけてたからなのかな・・


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ううん


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きっと分からない振りをしてただけだね…


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