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激甘エッチなショートストーリー。

第5章 4月。


いつもの優しい表情。男の人の手で頭を撫でて、お兄ちゃんは薄く笑った。
「覚悟を決めろって言っただろ。お前はもう妹じゃない。俺の、女だ。周りにどう思われたっていい。結婚は出来ないし子どもは無理だけど……そうだな、犬でも飼うか」

そんなの駄目だよって言わなきゃいけないのに、私の唇は開かない。好きだっていう気持ちが溢れ出して、もう止められない。
「お兄ちゃん……好き」
「もう、そう呼ぶな」
「優……好き」
「うん……」

二人とも絡み合ってぐちゃぐちゃになっちゃいそう。
「はぁっ……チュウッ、あっ、はぁっ……」
自分から腕を回して深いキスをねだる。お兄ちゃんはそれに応えて、舌で私の中をかき混ぜる。

下半身が熱い。刺激が欲しくて、無意識に太ももを擦りあわせる。指で胸の先端を弾かれて、「んんっ、あっ……」甘えた喘ぎが漏れる。
「唯はこんなに感じやすくてエロい女だったんだな……んっ、ちゅっ、これから開発するのが楽しみだ」

ふふっと不敵に笑って、お兄ちゃんは指を湿った蕾に押し込んだ。ゆっくりで、優しい手つきで、でも敏感な部分を的確に攻める。
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