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激甘エッチなショートストーリー。

第8章 7月。


「わかんないの? ガッカリ」
意地悪で口を尖らせてみると、困ったように目尻を下げて顔を覗き込んできて、「ごめん……」って項垂れる。

やっぱり私、MよりSかも……。

「結婚しても、今と変わらず恋人みたいな関係でいたいってこと。新一くんは違うの?」
わざとぶっきらぼうに言ったら、道の真ん中だっていうのに、思いっきり抱きしめられた。

そのまま重なる唇。
……名残り惜しそうに離れて、「ありがとう」ってまた彼の腕の中へ。
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