第4章 ☆闇で進められる計画☆
裕真「────確か、紗桜が5歳、愛桜が7歳...でしたね。」
孝輝「ああ。この幼き時期に、精神的苦痛を与えたくない。」
裕真「この前の実験の結果も、紗桜愛桜ともに前回より3ポイント減っていました。」
孝輝「だが、このまま侑吾をほおっておいても大変だ。侑吾が入れば即戦力になる。」
裕真「では...どういたしましょう。」
孝輝「苦しいが...レギュラーメンバーを行かせることにする。」
裕真「!!いけません孝輝さん!!ドールズから逃げ出してしまいます!!紗桜愛桜のときは母親がいたからって今回は────」
孝輝「大丈夫だ。実験用GPSを付けるつもりだ。」
裕真「しかしGPSをぶち壊されたらどうしましょう?これからのゲームでその者だけ我々の反応から────」
孝輝「...ふ。侑吾、お前は本当に心配症だな。だが大丈夫だ。侑吾をギリギリまで呼び止める。それに────
もう時間がないんだ。一刻でも侑吾をレギュラーメンバーに入れなければ────」
裕真はもう何も言えなかった。