第4章 ☆闇で進められる計画☆
裕真「...しっかし、孝輝(こうき)さんもよくここまでリナを連れ出せましたね...。」
孝輝「はぁぁ?ナメてんのかよぉ裕真(ゆうま)、リナをあの公園に置いた意味わかってんのかよ?」
裕真「...そうですねぇ。まぁでも侑吾と孝輝さんが接触できたのは第1段階としては大満足のクリア、ではないですか?」
裕真と呼ばれる男は、何やら書いてある紙をピラピラなびかせた。
孝輝「...だが問題は、そのリナを使ってどうここまで呼び寄せるか、だな。」
裕真「...。あの少女たちを利用してはいかがですか?」
孝輝「...別に俺は構わないが、唯一事情を知っている母親には苦痛だ。あと、まだ少女たちは幼すぎる。」