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託された者たち

第3章 ☆さようなら、傷ついたアイツ☆


「待てェ!!!」


侑吾は必死に走った。


だが、保健所の前に着いた頃にはアイツは保健所に受け渡されていた。






「すみません!あの、今渡されたアイツを────」



保健所に頼み込んだ。


しばらくして侑吾の元にきた猫は、アイツだった。



「お、お前────」


どうしたんだよ?
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