第2章 02 第1話 前編
――柚葵 side――
「実はね・・・」
『うん・・・』
「・・・っ、」
私は、この話をして嫌われないか・・・
軽蔑されないか・・・
不安で、泣いてしまった・・・
『柚葵?ゆっくりでいいから。ね?』
「・・・っ、うん、」
改めてほんとに蘭が友達でよかった!
って、思えた・・・
「あのね・・・わたし、入学してすぐ位かなぁ?ある先生から、ね?・・・」
『柚葵?』
話そうと思えば思うほど、蘭が離れていってしまいそうで怖い・・・
でも、話さなきゃ蘭は納得しないし・・・
迷いに迷って決心をした。話そう、蘭にどう思われても・・・いいから・・・。
「ある、先生からね・・・」
『・・・』
「っ、セクハラ・・・されてるの・・・っ、」
『えっ!?』
ダメだ。嫌われた・・・っ、
もう、おしまいだよっ・・・!
『・・・柚葵。ほんと、なの?』
「うんっ、ホント・・・っ、」
『・・・』
「蘭、ごめん・・・もう、関わらないからっ、フェッ」
『!!・・・柚葵、何言ってんの?』
「えっ?」
『私が、柚葵のこと・・・嫌うとでも思ってんの?!』
「・・・っ、だって!!こんな私の事なんて、嫌いになった、」
パシッ
「!!」
頬を叩かれた。
『あたしは・・・あたしは!!そんなことで柚葵を嫌ったりしないよ!!』
蘭は、柚葵を抱き締める
ギュッ
「!!…蘭っ、」
蘭にそんな風に言ってもらえると思ってなかった・・・嬉しかった・・・
私も、抱きしめ返した・・・
「っ、ごめんねっ?・・・あり、がと・・・っ」
『ううん・・・あたしこそ叩いちゃって、ごめんね?辛かったよねっ、苦しかったよねっ?』
「・・・っフェッ・・・蘭、。・゚・(*ノД`*)・゚・。ウワァーン」
この時から私は、この先ずーーーっと何があっても!!
蘭の親友で居ようと誓ったんだ・・・
でも、まさか蘭が私たちのために・・・
あんなことになるなんて、思いもしなかった・・・