第2章 これが私の学園生活です!
【鬱】
気が晴れない(気力のない)状態
まさに、私はその状態です!
「はぁー……」
少女は、溜め息を吐きながら、机の上に突っ伏している
「セレナったら、さっきからずっと、そうじゃない」
少女――セレナは、顔上げた
むくれ顔になりながら
「だってさ、次の時間がさ~……」
「まあ、お兄ちゃんが担当やから仕方ないよ」
と友達の1人が苦笑いしながら答える
「とりあえず、今はお昼だ!お昼食べよう!」
「相変わらず、お昼休みになると、テンション高いわね」
またしても、苦笑いされてしまうセレナであった
「けど、ごめん!私、今日は約束しちゃったから」
「エリーがそう言って事は、例のあの人でしょう?」
そう言うと、エリー――エリザベータは頬紅くし、コクりと頷いた
エリザベータには、片思いの相手がいる
セレナ達より1学年上にいる
密かにアプローチしようとしてるエリザベータを見て、セレナは可愛く思った