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チューリップと記憶と今

第3章 私の愉快な家族達!



「セレナ」

ベールに声をかけられたセレナ

見ると、ベールの手には頼んでいた品物が入った袋が握られていた


「ああ、そうだった。ありがとう」

セレナは、その袋を受け取り、中身を確認した

「あ!そう言えば、今度僕のクラスとセレナちゃんのクラスと合同体育だって」

思い出したようで、ティノが話した


「あ~、何か聞いたな。そんな話」

「ん?おめぇらの所も、合同だっぺ?」

体育の話を聞いて、先程まで(ある意味、1人ぼっちで)テンションの高かったデンが、割り込んできた


「てことは、ノーレのクラスと?」

「ああ、そうだ」

チラリとノーレを見ると、コクリと頷いていた

「ふ~ん」

そんな話をしながら、時間は過ぎていき、皆そのまま解散となった


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