第7章 狭間
-刹那side-
クリスマスはスガ先輩と過ごすことになった。スッゴク嬉しい!なに着て行こうかな~。楽しみだ!!部活が26日まで休みで良かった!(烏野と一日だけ休みがずれていたw)
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そんなこんなで25日。駅で初々しい高校生の男女二人組が照れ笑いを浮かべながら歩いていた。
菅原は、黒のダッフルに白シャツ。明るい色のボトムスとブーツ。
一方刹那はベージュのトレンチコートと白ニットワンピ。そして黒のロングブーツ。
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-菅原side-
うお~~!かんわいい!!
刹那「スガ先輩の服装、爽やか系で良いですね!すっごく似合ってます!」
菅「ありがとう。せっちゃんの服装も可愛いべ!」
さーて、移動するべ~と歩き始める。って、人多いな!はぐれないように手を繋ぐ。せっちゃんは一瞬ビクッてしたけどしっかり握り返してくれた。お互い黙って移動する。
今日は映画を観た後、お昼を食べて、市民体育館で行われる中学生のバレーボール大会を見に行く。
どこに行ってもバレー馬鹿な俺達。一緒に居れればそれで良かった。───そして最後に伝えたいことがある。