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短編集

第1章 寒い冬には


12月

いつもより寒いと感じて外を見てみると雪が降っている
どうりで寒いわけだ…
と、柳瀬桜は1人ごちる

こんなときになんでストーブ壊れんのよー
もう最悪!
しょうがないからこたつに入ってよー

ピンポーン

誰だろ
うう…こたつから出たくないのに…
でもなーお母さんとかだったら出ないと怒られるしなー
しょうがない出るか

はーい

しぶしぶ出てみると

○ うっわさっむ
なんでこんな寒いの?
ストーブつけてねーの?

聞き慣れた…いや、ずっと聞きたかった声だった
訪ねてきたのは桜の遠恋中の彼だった

うわぁぁん

彼 ちょ、待て
何した?!
なんで泣いてんの?!

だって
急に帰って来たんだもん

びっくりして嬉しくてわけわかんなくて…

彼うん
待っててくれてたんだよな
ありがとう…んで、すごく嬉いんだけど
俺ら中にいるのになんで寒いの笑?

あ、忘れてた

ストーブのことを話すと爆笑

2人でこたつに入ってると

彼しっかし、こんなに寒いのにストーブ壊れ
るとか
大変だな
でも、このこたつ小さいから桜とくっつけ
るな
そこは、壊れたストーブに感謝だな

そ、そういうこと言うなー!!///
でも、嬉しいよ
久しぶりにこうやってくっつけるから///

彼ちょっ
桜、可愛いすぎだから!
今日は寝せないからね!

ちょっ待っ…ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ

こうして、この2人は久しぶりに感じるお互いの体温に幸せを感じていました


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