• テキストサイズ
前へ しおりをはさむ 次へ

ファンタジーライフ

第1章 現実逃避否リアルで逃避


「………ん」

心地よい風がフワリと頬を撫でる。

ウフフ、気持ちいいなぁ……。
空も青いし…青…い、し…。

「はぁっ!?」

ここはどこ!?
私はついさっきまで数学をやっていた筈だ。
「あぁ…数学教師の頭が淋しいよ」とか言いながら。

その証拠に右手にはシャープペンシルを持っていた。

これで何をしろと…………?
これで生きろと!シャーペンで生きろと言うのか!


「そんな事言ってないですよ」

あぁヤバイかもしれない。
幻聴まで聞こえてきた。
いっそ……シャーペンで自殺するか……!?
そんなの嫌だぁっ!

「私だってそんなの困ります」

というかついさっきから話しかけられているような気がする。

だから振り替えってみたのだが……。

「私は何も見ていない」

「えっ、妃那さん!?」

「私は何も見てないんだァァァァァ!!」

現実逃避ですよ、解ってます。
だけどコレは流石に無理、受け入れられない。無理無理。

だって…ねぇ?


__ばっさばさの神様が居たんだもの
前へ しおりをはさむ 次へ
/ 1ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp