第3章 映画のはずが…?
映画館に行く途中思ったことが
「みんなお金持ってるの?」
私がそう言うとみんな目をそらした
あ、持ってないのね大の大人が女子高生に奢らせる気だったのね…
「これじゃ映画館は無理だね~かわりにどこ行く?」
「フッ…カラ松girlの行きたい所なら俺は何処へでも行くさ」
そう言った途端カラ松兄ちゃんの胸ぐらを掴む一松兄ちゃん
カラ松兄ちゃん涙目になっちゃって可愛いっ
「俺野球!野球したい!」
「却下、十四松兄ちゃん強すぎんだもん」
「じゃぁゲーセンは、どうだ?」
近くにあったゲーセンを指さすおそ松兄ちゃん
「いいね!行こ!」
みんなでゲーセンに入ろうとした瞬間
「やっぱり…を学校に連れてった方がいいんじゃないかな」
「出たよ、自分だけまともぶってるんのそういうの要らないから」
おそ松兄ちゃんとチョロ松兄ちゃんが言い争ってる
「まぁ、僕はちゃんとデートしたかったんだけどね」
軽くウィンクするトド松兄ちゃん
「大丈夫、ちゃんと、明日は学校行くから…ね?」
「約束だよ?」
とチョロ松兄ちゃんが言う
それに頷く私の頭を撫でてくれた
「ちゃん?どうしたの?」
トド松兄ちゃんが顔をのぞき込み
「ん?なんでもないよー?」
にこっとすると、そっかと兄ちゃんも笑ってくれた