第7章 嫌な予感は当たる可能性が高い!!?
『帰りましょう一方通行さん! 馬鹿兄は構ってると調子に乗ります』
「えー! 構ってもらえたら誰だって嬉しいでしょ!!?」
『黙りなさい! …でも、一方通行さんが構ってくれるなら…//』
「こっち見ンじャねェ」
チラチラ見てくるルナを一方通行はウザったくあしらった
「今日は俺もう帰るよ、夜になると危ないもんなー?」
『うん、特に馬鹿兄がね』
「俺は密かに一人で学校から帰る妹を見守っていただけさ!!!!」
『立派なストーカーだよ』
「見つかった時のルナの顔…、可愛かったなぁ…」
『馬鹿兄が怖くて泣いてたんだけどね、あの時』
「昔の思い出掘り返して勝手に二人で語ってンじャねェよ(怒)」
『痛っ!!』
「ッ!!?」
ルナとルナの兄の頭に一方通行の脳天チョップが炸裂した!
『痛いですっ…、でも一方通行さんの愛を感じます…//!!』
「痛み以外感じる事ねェよ」
「…ルナはちょーっと先に行っててくれるかな?☆」
にこにこ笑いながらルナの兄はルナにクレープ二つを渡して言った
『うっうん、分かった…』