第5章 世間は狭かったりする!!
真横で絶叫する土御門に一方通行は鬱陶しそうに手で耳を塞ぐ
「あのっあのっ…、天使のルナちゃんが他の人に一目惚れ…!!?」
「チッ、俺は帰ンぞ」
「待つだにゃー!!!!」
「うォっ!!?」
立ち去ろうとした一方通行を引き止めるように土御門がしがみついた。 とりあえずウザくて鬱陶しくてウザくて(二回目)一方通行は反射能力を使って土御門を吹き飛ばした←
「ちょっ…!!? 俺を殺す気!!?」
「あァ、死ね」
「酷いにゃー!!!!(泣)」
両手で顔を覆い隠し、わざとらしく泣く土御門に一方通行は一歩後ろに引いた
「俺はホントに帰るからな! 邪魔すンじャねェぞ三下ァ」
「三下呼ばわり!!?;」
余程ショックだったのかどんよりと落ち込む土御門
「(めんどくせェ…) あの女、本当にお前と同い年なのかァ?」
「ん? そうだにゃー (今何か聞こえたような…?)」
「そうか…」
一方通行はクルッと土御門に背を向けて歩き出した
「あ! 一つ聞きたかった事があったんだにゃー!!」
「うるせェ! ンだよ!!?(怒)」
「ホントはルナちゃんを探しに来てたんだろう!!?vV」