第2章 意外な贈り物はロクでもない物だったりする!
とある日の昼下がり
[ーー…今日の貴方はとってもラッキー! 今まで生きてた日で一番本当にラッキーかも!! 意外なとこから意外な贈り物が貰えちゃうかも!!!!]
…と、今日の占いがやっているテレビを見ていた白髪の男・一方通行
「…何だこの占いはァ? かもかもって信じられねェだろ」
ごもっともな事を言った一方通行は空になった缶コーヒーをごみ箱に捨て、もう缶コーヒーがない事に気付くと小さく舌打ちした
「…買いに行くしかねェか…」
そうポツリ呟いて買いに出かけた
ーー。
「ありがとうございましたー」
コンビニの店員の声を聞いて一方通行は片手に缶コーヒーが入った袋を持ってコンビニを出た
…今日はよく晴れた晴天だ
『…~…~…!!』
「…あァ? …鳥かァ…?」
太陽の光が眩しくて目を細めながら一方通行は空を見上げ、何かが落ちてきている事に気付く
『…~…~…!!』
「ギャーギャー鳴いてんなありゃ…、鳥のくせに落ちるだなんて馬……鹿……?」
小さかった点はだんだんと落ちてくる事に大きくなり、それは翼の生えた人で…
『ぎゃああ!!! 誰か助けてぇええ!!!!(泣)』