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Zuwachs おまけ

第2章 誕生日会


12月27日
俺は、ヒロキを連れて貸し切ったお店に行った。扉を開けると
パンパンッ クラッカーが鳴らされる。
「!?」
ヒロキが驚いている。
「ヒロキ!誕生日おめでとう~!」
「おっ、お前ら・・・」
店内は飾りつけがされ、チームメイト達がクラッカーを手に待っていた。一番奥に、ヒロシさんがいる。
「って、訳で、ヒロキ、どうぞ、中へ!」
「って!祐希?!」
俺はヒロキを連れて、用意された席へ連れて行く。

ヒロキが席に着き、他のみんなもそれぞれ、席に着く。そして
「改めて、ヒロキ、誕生日おめでとう~!」
「おめでとう~!」
「サンキュ。まさか、祐希がこんな用意してるとは思ってなかったわ。驚いた」
「あははっ。サプライズ成功?」
「まあ・・・な」
ヒロキは苦笑した。まっ、俺がこんなことをするとは想像してなかったんだろう。
「はい!俺らからの誕生日プレゼント~!」
各自がヒロキにそれぞれプレゼントを渡す。そして、俺も。
「ヒロキ、これ、お前のファン・サポーターからのプレゼント」
「?!」
ヒロキは驚いた。そう、俺は彼のファン・サポーターから前もって募集をかけていたのだ。こればかりは、流石の彼も予想はしていなかったようだ。

「ヒロキ、誕生日おめでとう!」
「祐希、お前・・・まあ、サンキュー」
ヒロキは照れたような表情でお礼を言ってきた。
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