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やっぱり...

第3章 混乱。


どういうこと?
頭の中にはそれしかない。
裕樹に会いたいといった日、拓海のことを説明しようと思った。
だけど、言えなかった。
動揺を隠すのに必死で、顔もまともに見られなかった。
≪こじれないうちに言うこと。わかった?≫
こじれることなんてないと思ってた自分がバカみたいだ。
なんでもっと早く言わなかった?
拓海とぶつかったあと、気まずくてすぐに立ち去ろうとしたら連絡先を書いた紙を強引に握らされた。
だけど、なんで音信不通になったのか理由を聞こうと思ったから、いらないとは言わなかった。
紙を開くと、電話番号の他にご丁寧にLINEのアカウントまで書いてあった。
だけど持っている拓海のアカウントとは違っていた。
登録して、早速送ってみる。
           〚なんで音信不通になっちゃったの?〛
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