第8章 お願いします
仕事をしていると桃太郎がやってきた
「どうしましたか?」
「あの人の体調がどんどん悪化してるんですけど」
「看病をしてほしいと‥?」
桃太郎は頷いた
「鬼灯さん看病してあげましょうよ」
「そういうと思いました」
白澤の部屋にいくと白澤は呪文のようなものを唱えていた
「さっきからこうなんです」
「里奈さんおかゆを作って下さい」
里奈はキッチンへ向かった
「あっ里奈さんのおかゆを食べさせて‥」
「いえ違います‥白澤さんに流し込むんです」
「えっ‥」
里奈のおかゆが完成した
「白澤さんおかゆですよ」
里奈の声で白澤は起き上がった
「くちをあけて下さい」
「はっ?」
「さっさとあける!」
鬼灯の声に白澤はくちをあけてしまった
そして熱いおかゆがくちに流しこまれた
「あっあちぃ!!!!」
里奈が急いで水を渡し白澤は慌ててのんだ
「本当にやった‥」
桃太郎は驚いていた