【イケ学】*sweet time*【恋色デイズ】
第1章 【イケ学】おやすみ【亮二】
ドキドキドキドキ
ここは私の部屋。
私はベッドのなかにいて 亮がベッドのよこに座ってて。
最近眠れないなんて話をしたら
亮が心配して「俺が眠れるまでそばに いてやる!」なんて言ってくれたんだけど…
繋いだ手が暖かくて
そばに亮がいると思うとドキドキして 眠れないよーーーっっ
「…なんか幸せだな」
「え?」
突然の亮の言葉にびっくりする私
「こうやってそばにいられるのが…なんか心の中があったかくてすげぇ幸 せ」
「亮…」
「…って何言ってるんだ俺は!いっ… いいからお前早く寝ろっっ…ん?」
ベッドから降りて思わず亮に抱き着い た。 なんだか亮が愛おしくてたまらない。
「私も幸せだよ。そばにいてくれてあ りがとう亮」
「お…おぅ」
暗くてわからないけど
きっと亮の顔真っ赤なんだろうな
すぐ照れる亮もかわいい
そんなこと思いながら思わず笑っちゃった
「…なぁ」
「ん?」
「…一緒に寝るか?」
今度はわたしが赤くなった 一緒に寝るってことはつまり…
「ばっバカなこと想像すんなよ!変な ことはしねぇよ!」
慌てる亮
「う…うん」
二人でベッドに入る
「ふふふ…なんかあったかいね」
「そうだな…」
ぎゅーっと亮にくっつく
あ…亮の心臓の音がする…
あったかい…
なんだろう…この安心感。
「亮…」
「ん?」
「そばにいてね…」
亮に抱き抱えられる
「当たり前だろ」
あたたかくて幸せで瞼が重くなってきた
亮が私の頭を撫でる
わー…気持ちいい…
「お前もいなくなったりするんじゃ ねーぞ」
「…」
「?」
「…すーすー」
亮は優しく微笑んだ
「おやすみ」
----------End----------
■あとがき。
この日亮は一睡も出来なかったそうですw
ここまで読んで下さってありがとうございました!