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[R18]ゴミ箱

第1章 松葉崩し【神威】


緩やかに進む船の中、少女はガラス張りの冷たい窓に手を押し当て、目の前の青い星を見つめた。
「綺麗。」
3:7の黄金比を持つ青い星、地球。
どんな星なのだろうかと目を輝かせていると背後から筋肉質な腕を伸ばされ目隠しをされた。
「あっ………。」
「ヤってる最中によそ見ってまだ余裕があるみたいだね。」
「ごめん、神威。綺麗だったんだもの。」
「でも、余所見したらダメ。」
ぬちりと下腹部からいやらしい音がし、頬が染まる。
「激しくされたい?」
目隠しが外され、その男に顔だけ向けた。
交差する視線。普段薄ら笑いを浮かべているその顔が、艶やかで妙に色っぽい笑みを浮かべている。
長いサーモンピンクの髪の毛が汗で彼の顔に張り付いて本当に女みたいとまた別のことを思う。
「嫌だって言ったところで激しくするんでしょう?」
そう言うと彼はその笑みを深くして、よくわかってるねと右手で私の陰核に触れた。
「っぅんっっ!」
親指で押し潰され、痛みにも似た何かが全身を駆け巡る。
目の前の地球のこともどうでもよくなるくらいに思考がドロドロと溶け出すと、彼は腰を軽く揺らした。
「やっぱりはここが弱いね、締まりがキツくなったよ。」
「っ、言うな、バカっ!」
神威の太ももをべちりと叩く。
いい音がして、しまった、と思ったのもつかの間、背面座位から突然覆い被さられ、後背位に体勢を変えた。
「悪い子はお仕置きだヨ。」
そう言う彼はきっと、ニコニコといい笑顔なのだろう。
「ご、ごめんなさい。」
素直に謝ってみるが時すでに遅し。
腰を掴まれると、ずるりと下腹部に突き刺さっていたそれが動き始めた。
「ふっ、くぁっ」
ゆっくりと出し入れされるそれがにちゃにちゃといやらしい音を出し、羞恥心で既に熱い顔がさらに熱くなる。
再び最奥まで挿れられると、良いところを突かれ私は喘いだ。
「ああっ!?……うぅ………」
その様子に満足したのか、彼はピストン運動を速める。
「。」
名前を呼ばれ顔だけ神威の方へと向けると、触れるだけの軽いキスをされた。
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