第1章 坂田銀時(クリスマス)
銀時side
愛『ほら、見て銀時、これスゴく可愛い』
嬉しそうに、走り回ったり笑ったり、可愛いのは愛お前だよ
なんて、言えたら良いんだけどな…
もうそろそろ…24時か…依頼が終了すれば恋人じゃ無くなるんだよな…
急に、胸が苦しくなって来やがった…
24時…
互いに見つめ合うように立ち
愛、銀時『あのっ』「あのよぉ」
銀時「わりィ…お前ェから言えよ」
愛『あっ、ううん、、、銀時から言って』
そう言うと、別れる寂しさを隠すためにうつ向く愛
銀時「あのよぉ…」
ワシワシと頭をかき、あークソッと呟くと、顔を上げ
銀時「もうちょっと、恋人してみねェか?」
その言葉に顔を上げ、驚いた表情になる愛
愛『それって、依頼延長…』
銀時「ちげーよ」
そう言うと、愛を抱きしめ
銀時「好きになっちまったみてェだから、依頼取り消しで…俺と付き合ってみねェか?」
愛『…本当に?…』
銀時「あぁ…」
抱きしめられていた手をほどき、銀時の顔を見ながら…
愛『私も、銀時の事が…好き』
銀時はその返事に、ニッ笑うと
銀時「じゃあ、今から恋人な、つー事は
恋人らしい事しねェとな…、キスしても良いか?」
愛『…うん』
そして、二人は口づけた…
→あとがき