第4章 ピンチ
「ちょっと散歩してくるよ」
「私も行きます!殿下」
ダリューンは急いでアルスラーンについてく
ファランギースは里奈を見つめて笑った
「良いのか?行かなくて」
里奈は迷ったがついていく事にした
「アルスラーン殿下私もいいですか?」
「構わないよ」
アルスラーンは笑顔で言った
「里奈殿も一緒とは珍しいな」
「まっまぁ‥ね」
「また絵を頼みたい」
「はい!喜んで」
「ダリューンもかいてもらったらどうだ?」
ダリューンは驚いたが里奈に頼むことにした
「お願いしてもいいか?」
「うん!」
里奈がゆっくり歩いていると何かにつまずいた
また嫌な予感がした
今度は弓が数本里奈に向かってきた
里奈は慌てて剣をだそうとするが間に合わない
「里奈!!!」
アルスラーンよりも先にダリューンがでた
里奈を抱きかかえよけた
里奈は驚いたがすぐに赤くなった
「大丈夫か?」
ダリューンは里奈の顔を覗きこんだ
里奈の顔はみるみる赤くなっていく
「顔が赤い‥」
ダリューンは里奈のおでこに手を当てた
「だっ大丈夫!!ありがとう」
里奈は慌てて笑った