第3章 ギーヴ
「里奈殿‥今日も美しい」
「ギーヴ‥ファランギースでしょ?好きなのは」
ギーヴはファランギースもすきだが最近里奈にも手をだしている
「そういえばお主‥好きな人がいるようだな」
里奈は飲んでいた水を吹き出しそうになった
ファランギースは笑っている
「えっ‥何で‥」
どうやらファランギースにもバレていたようだ
「ファランギース殿!里奈殿!」
ギーヴはウインクをしてきた
里奈は苦笑いをした
ファランギースは無視だ
「殿下その絵はどうしたのですか?」
アルスラーンは絵をエラムに見した
「里奈に描いてもらったのだ」
アルスラーンは笑った
「お上手ですね」
「今度はこのナルサスが描いてさしあげましょう」
「そっそのうちに‥」
アルスラーンは苦笑いをしながらいった
「ギーヴ‥何してんの」
ギーヴは里奈の手を触っている
「フフフ」
ファランギースはギーヴの手をパシンとたたいた