第6章 告白
「ダリューンと里奈は少しあるくと木があるからそこの木の実をとってきてもらいたい」
二人きりになった所で告白してもらうというのがアルスラーンの考えだ
ナルサスとファランギースはそれに気づいた
「ダリューン頑張れ」
アルスラーンは小声でダリューンに言った
「ありがとうございます!」
ダリューンは里奈とでかけた
なぜ二人に頼んだのがエラムとアルフリードは気づいていない
ギーヴは眠っている
「木の実‥だよね」
里奈はダリューンから告白される事を知らないため木の実をとりに来ただけと思っている
「里奈殿に話がある」
ダリューンは緊張しているようだ
「俺は‥里奈の事が好きだ」
いつも殿をつけて呼ばれているためいきなり呼び捨てで呼ばれびっくりしている
「わっ私も好きだよ‥まさかダリューンから告白されるなんて‥」
里奈は嬉しさのあまり泣き出した
「良かった」
ダリューンは泣いている里奈を優しく抱きしめた
「皆の前ではいつもどおりに呼ぶことにする」
里奈はちいさく頷いた
その後木の実をとりもどっていった