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約束...

第5章 それぞれの思い



〜Kazu side〜


はははっ
俺ってばかですね

二宮くんってよばれるだけ
ただそれだけのことを
耐えきれなかった

朝久しぶりに会ったとき
真由ちゃんは俺を覚えていた
そのことがうれしくて
いじわるした
草むしりしてるところに行くと
ひとり言を言ってた
俺のことを和くんってよんでた
それをきいたら我慢できなくなった


俺のことなんか...


覚えてなくてよかったのに...


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