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約束...
第5章 それぞれの思い
『あっちぃ~
なんなのよもうっ!
草おおすぎでしょ!』
7月の猛暑のなか
こんなかよわい女の子に
草むしりしろだなんて
鬼でしょ!鬼!
花壇の花もひっこぬいて
やろうかしら?
それはお花がかわいそうだから
よそう
『あー!
私もみんなと公園いきたーい!
せっかく和くんの
歓迎会なのにー!』
「大きなひとり言ですね」
『だって...って...
えっ和くん⁉』
ふりかえるとそこには
和くんがいた
『どっどうしてここに?』
私は焦っていた
まさかひとり言を
きかれるとは!
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