第5章 それぞれの思い
「日向‼
罰としてお前はグラウンドの
草むしりをしなさい
ちょうどやってくれる人を
探してたんだ」
先生はうれしそうにそう言った
『先生そんなの今どきないって!
私今日は忙しいんですー』
「それならこれから毎日
居残りでプリントを...」
『むしります‼
むしりますとも‼』
居残りだけはいやだから
草むしりをすることにした
そして放課後
「ねぇみんな!
はやく公園いこー‼」
「そうだな
真由お先ー」
潤くんにいやみを言われた
『すぐ終わらして
すぐ行くから潤くんの
おごりでいいからお菓子と
ジュース買ってまっててね!』
そう言って私はダッシュで
グラウンドにでた